えなとそうすけのパパ

娘と息子を見守るパパの日記

2013年04月

立ち食いそば屋行ったわけです。駅前の。370円で割と美味しいおろしそばが食えるお気に入りの店。

夜の九時ぐらいでしょうか。入ったわけ。でおろしそばを注文して、椅子に座って待ってました。最近立ち食い強要する立ち食いそば屋少ないすよね。はい。

そうしましたら、平均年齢50歳ぐらいでしょうか?5、6人のおっさんの群れが狭い店内に押し寄せて来たんです。それはもうたいそう上機嫌で。

そんで店のお姉さんにこう聞くの。

「お酒ある!?」

あるわきゃ無いと思うんですけど、案の定、

「無いです、、、」

で、

「まじまんこ?!マジでマジまんこ?!?ちょっとこまるよーー!かけそばとビールは鉄板でしょーーー!?」

ほほうこれはこれは。

「ねえちゃん!!ちょっとそこのコンビニで買ってくるわ!!!」

いやいやいやいや。

「あの、、ちょ、困ります、、」

小さい。いいねその声量。

で、数分後(驚いた事にその間俺のおろしそばは出てこなかった)、チューハイとビールを抱えたジャージなおっさんが、

「まいど!!おまっとさんでした!!てか?!てかあ?!」

マーベラス。素晴らしい掴み。

「あいじゃま!かんぱーーーい!!あれおそばまだ?!!!ガハハ!!」

まず注文しようか。

「おれかけ!「おれ天ぷらかもなあーーー「あげもの!でた!あげもの!!「ざるだねえ「お客様、順番に伺いますので、、「かんぱーーーい!!!」

こいつはカオス。ここ立ち食いそば屋で合ってるよな。

さて、おれのおろしそばは来ない。いや、もう良いですけどね。この辺になると、さっきまでシャフ度でチラ見してた俺だけど、もう正面でガン見するよね。

「あっれーーー?かけそばこれ大盛り??大盛りって言ったジャー〜んおねえさん!こらっ!?」

あ、おろしそばもう諦めたのね。いいけど。

「あ、大盛りでしたか、、?申し訳ありません、、少々おまちください、、」

「いいよいいよ!!!おじさんこうしちゃう!!ほら!ビッグライトーー。はいビッグライトーーー。ぴっかーーー!はい大盛り!!!」

限界だった。また来ます。

アスペルガーが嫌がられる本当の理由

如何にも某板カルチャーに染まったネット住人が爆釣れそうなタイトルなわけですが、著者の思惑通り(かどうか知らんけども)、絶賛ホッテントリ入りしている注目記事です。

僕はこの記事が放つ悪臭で鼻が曲がりそうなんですが、皆さんどうなんでしょうかね。臭いの発生源は以下の三点かと思います。

「アスペ」という言い回しは最早悪意あるネットスラング

元々「アスペ」という言い回しは悪意の無い短縮語だったのですが、2ch等で「人の話を聞かない奴」の代名詞のように使われ始めてから、特定の人物を叩くときのスラングに成り果てました。

元々ネットカルチャーには理解があるし(業界の人間だし当たり前)、社会的な功罪も一般の人よりも認識が深いと自負してますが、掲示板文化の一番の罪はこうして言葉の意味をすり替えてしまうことですね。使いやすいし流行りやすい。感染力を自覚せずに言葉はどんどん本来の意味を塗り替えて人に伝わっていきます。

この記事の筆者はこの事を知ってか知らずか、「アスペルガー症候群」「アスペルガー」「アスペ」を一つの記事の中で煩雑に使い分けています。もしくは文章力が無いのか。とにかく統一性が無く乱用しています。
ここでは、ネットでのアスペルガー症候群の人たちの発言についてではなく、 現実の職場や友達つきあいでのことを書きます。 (私の従兄がアスペルガーで、知人友人にアスペがいます。)
もしこれが、意図的に「アスペルガー症候群」に苦しむ人達を貶めるために、短縮語のみならず本来の呼び名でさえも悪意ある単語に塗り替えようとしているのなら。そう思うと悪臭がより強まります。

逆に、全く意図無く統一性を持たせられないのであれば、その程度の文章力で発達障害という難しい分野に口を出してはてブ稼ぐようなしょうもない事をするなと、いった臭みもあります。

とにかく、僕は「アスペ」という言葉を「アスペルガー症候群」の人々を揶揄する際に使おうとする行為に吐き気がします。

自身がアスペルガー症候群に理解ある立場のように振舞っている

これが、正しいアスペルガーの症状の説明であり、だからこそ、アスペは皆から煙たがられたり、 一つの職場にずっといられなかったり、離婚されたり、子供が成人するとすぐ家を出てしまう… ということが起きる大きい原因の一つになる…と、私はアスペを直接見たり、世話をしてて思います。 ちなみにアスペでも配偶者と幸せに暮らしてる人とか、軽度の人はいるとは思います。 アスペを全否定はしませんが、わたしの考えはそんな感じです。 アスペのお世話をしている健常者の人だったら、わかってくれるとは思います。

「アスペルガー症候群」に限らず、発達障害の現場においては、「近親者」にこうした知ったかぶりや無理解が存在します。悲しいことにそれは事実です。

そしてさらに、こうした親しい無理解者が世話をすることで、回復どころか症状が悪化するのが発達障害の難しい所です。

発達障害とは読んで字のごとく、「本来、心身ともに健常である場合に見込める身体的・精神的な発達を阻害する原因がある状態」を指すわけですが、つまりトレーニングを重ねたり治療をすることで症状が緩和される類のものです(勿論症状のレベルによります)。その為、他の病気全般と同様、「早期発見」と「適切な処方」が必要なものです。

「早期発見」とは、近親者が幼児期の早い段階で察知するのが望ましいです。注意深く行動を観察して、なるべく早い段階で信頼のおける専門医に受診させるということです。

「適切な処方」とは、常に行動を見守ることの出来る近親者が、専門医が出した適切な処方に基づいた支援やトレーニングを施し、症状を改善させていくことです。

アスペルガー症候群の人間を「世話」するというのはこういうことです。そもそも彼らは知的障害がほとんど無く、専門分野において才能を発揮することも多く、偉そうに「世話する」必要も無い程、自立できる存在です。ただし、そのままでは様々な場面でトラブルを背負い込む可能性がある為、本人にも自覚をさせつつリスクを回避するのが望ましいです。

ですが、この筆者のやっていることは、アスペルガー症候群を「世話」する場合において最もタブーである、「レッテル貼り」や「晒し」に当たります。つまり、近親者であることが本当であれば、正に獅子身中の虫。一緒にいる時間が長ければ長いほど相手にダメージを与える存在です。
もしこれが子に対する親であれば、僕の感覚ではネグレクトに相当します。

さも理解ある人間のように振舞い、「自分だけが知っているアスペの真実」のような釣りタイトルをつけ、真実自分はアスペルガー症候群の最大の敵である事を秘匿する(したつもりになっている)。そういった心根が文章からにじみ出ている為、凄まじい悪臭となって僕を襲っているわけです。

匿名ダイアリーである

別にブログだろうが、本名だろうが別にどうでもいいのですが、匿名ダイアリーでこうした偏った記事を書き、歪んだ承認欲求を満たそうとする行為そのものが臭いです。

早い話がこの記事は障害者に対するヘイトスピーチでしかないのに、顔も名前も晒さず、レイシストのレッテルを貼られる覚悟もなく、涼しい顔で匿名ダイアリーに書き込むその姿勢が臭い。

この内容が釣りであろうが、本当であろうが、特定の誰かを貶める記事を書く人間は、自身も特定され反撃を受ける覚悟を持ちなさいということで。切り込み隊長のブログでも読んどけ。


「ネタにマジレスwwwww」というツッコミも恐れずに書いた。何故なら「発達障害」の問題は30代を過ぎて子供を生む事を選んだ僕達の世代全員が意識すべき問題だし、近親者でなかろうが知らない顔の出来ない社会問題だから。これが「釣り」であっても、知見の浅い層は「アスペ」という単語を誤用し続ける。僕はそれが我慢ならない。

ブコメにもありましたが、この筆者自身が「アスペルガー症候群」であるという指摘。言い得て妙ですが、違います。この人は「アスペ」です。

試しに他人に対して使ってみたけどやっぱり吐き気がする。二度と使わない。 

※僕より文章力があり深く掘り下げて解説してる人が居たので併せてどうぞ
『アスペルガーが嫌がられる本当の理由 』の邪悪な錬金術 

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