立ち食いそば屋行ったわけです。駅前の。370円で割と美味しいおろしそばが食えるお気に入りの店。

夜の九時ぐらいでしょうか。入ったわけ。でおろしそばを注文して、椅子に座って待ってました。最近立ち食い強要する立ち食いそば屋少ないすよね。はい。

そうしましたら、平均年齢50歳ぐらいでしょうか?5、6人のおっさんの群れが狭い店内に押し寄せて来たんです。それはもうたいそう上機嫌で。

そんで店のお姉さんにこう聞くの。

「お酒ある!?」

あるわきゃ無いと思うんですけど、案の定、

「無いです、、、」

で、

「まじまんこ?!マジでマジまんこ?!?ちょっとこまるよーー!かけそばとビールは鉄板でしょーーー!?」

ほほうこれはこれは。

「ねえちゃん!!ちょっとそこのコンビニで買ってくるわ!!!」

いやいやいやいや。

「あの、、ちょ、困ります、、」

小さい。いいねその声量。

で、数分後(驚いた事にその間俺のおろしそばは出てこなかった)、チューハイとビールを抱えたジャージなおっさんが、

「まいど!!おまっとさんでした!!てか?!てかあ?!」

マーベラス。素晴らしい掴み。

「あいじゃま!かんぱーーーい!!あれおそばまだ?!!!ガハハ!!」

まず注文しようか。

「おれかけ!「おれ天ぷらかもなあーーー「あげもの!でた!あげもの!!「ざるだねえ「お客様、順番に伺いますので、、「かんぱーーーい!!!」

こいつはカオス。ここ立ち食いそば屋で合ってるよな。

さて、おれのおろしそばは来ない。いや、もう良いですけどね。この辺になると、さっきまでシャフ度でチラ見してた俺だけど、もう正面でガン見するよね。

「あっれーーー?かけそばこれ大盛り??大盛りって言ったジャー〜んおねえさん!こらっ!?」

あ、おろしそばもう諦めたのね。いいけど。

「あ、大盛りでしたか、、?申し訳ありません、、少々おまちください、、」

「いいよいいよ!!!おじさんこうしちゃう!!ほら!ビッグライトーー。はいビッグライトーーー。ぴっかーーー!はい大盛り!!!」

限界だった。また来ます。