全長6時間に渡る鯨みたいなイベントなので、聞きながら感想とか書けるレベル。ちょっとしたロックフェスかと。

ブロガーサミット2013

「ブログ〜この10年〜」
弊社執行役員sasakillが登壇する掴みの第一部。
ハッシュタグでは「初っ端からブログ論ではなくメディア論になっちゃった」と嘆く人が居たけど、個人的に違いがわからないなーという印象。ブログがメディア化する瞬間を正確に観測できる人なんていないし、できてると思ってる人は、ただ単純にPVやアドセンスの支払い金額に対し自分で勝手に閾値を設けて、超えたかどうかで判断してるだけではないかな。そもそも個人日記も提灯記事もシームレスに移行できる汎用性に長けた道具がブログなのであって、「いかにブログらしくあるか、いかにメディア化していくか」という議論に毎回冷める。池上彰が日記感覚でニュースレビューをブログで始めたら、あっという間に「メディアだ!」と騒ぐ人が出てくるだろうし。その線引きに価値を見出せない。

なぜ「メディア論になっちゃった」と思われたかは定かじゃないけど、多分掴みのセッションで「ステマ」という販促活動にフォーカスを当てたからかな?それをブログ論としてはそぐわない、と思われたのかしら。だとすれば大変な誤解じゃないかな?というのが僕の印象。

「ステマ」の定義は既に語り尽くされてるので改めて整理する必要もないけど、結局は無意識に刷り込む販促活動であり、広報活動。ただの書評であってもtitleにPRを付与しなければ「ステマ」を疑われる程、警戒されるマーケティング手法という事。

で、警戒される程の影響力を持つという事は実際の消費活動が変わるということなので、消費者の審美眼や選球眼が飛躍的にレベルアップしたという事でもある。「消費者とは疑う者」とするならば、10年を経て様々なマーケットが買い手市場化したのも当然かなと思う。

そして、その消費者の猜疑心を育てた空間が「インターネット」であり、疑いの種まき機が「ブログ」であった。そういう話じゃないかと。

社会全体の構造に影響を与える程の「10年」を語る上で、その根幹にあるマーケティング手法にフォーカスを当てるのは至極妥当なチョイスじゃないだろうか?

だから掴みには成功していて、このイベントは「ステマーサミット」で合っているのではないかな、と思う。

何故なら何の変哲もない「閉じられた日記帳」であれば10年以上続かないから。個人が書き溜めたチラシの裏を表通りに張り出したら世の中が変わっちゃった。しかも明確なPR活動じゃないのに消費者の深層心理に食い込んじゃって、市場の在り方まで変えちゃったんだよ。そういう話だから、ブログ10年を語る上で「ステマ」は外せない。

※ペニオクだの食べログレビューだの話は余りに狭義すぎるし、ただの失敗例だからもう語る意味ない気がする

そういう意味で、司会の方が都度ステマトークから軌道修正していのが残念だったなあ。あれだけのブロガーとブログプラットフォームの中の人が集まったイベントなのに、闇を語り尽くしてほしかった。慌ててサテライトブログ消して回ってるSEO事業者の苦悩とかも。

まあまとめると、はあちゅうさん可愛い。はいステマ。

編集も校正もせず、イベント途中なのにどーーん