qOEmmJpz
我が家にもいらっしゃいました。ガンバの宿敵白イタチ。来るときは連絡欲しいんですが。
おかげ様で一ヶ月前から申請してたディズニーランド休暇(有給)は看護休暇へと変貌しました。娘よ。息子よ。取り敢えずスティッチの録画でも見よう。

さて、最早育児期の常識となってるノロウィルス対策ですが、実践となると色々勉強になることが多かったです。いずれ再発するであろう事態への対策メモと、育児期を同じくする友人、同僚へのささやかなTipsとして、この二日間の攻防を記しておきます。

きっかけはもらいゲロ&多分幼稚園

一日目

その日の午前中、息子(一歳半)の眼科に向かうため長女(五歳)を少し早めの保育園に登園させました。 バス送迎は保育園の先生にお願いしたので、息子を車に乗せて片道一時間程の病院へと向かいました。 無事診察を終え、帰路についていたところ、保育園から電話がかかってきました。

「えなちゃん盛大にゲロったよ!」

マジでか。これは萎える。さあ迎えに行こう。ちなみに幼稚園はお休みになってたらしい。マジでか。皆勤賞の夢は露と消えました。まあそれは別のお話。

さて、どうやら同じ幼稚園に通う子も盛大にゲロってたらしく、幼稚園関係者の話では、有るクラスでは2/3が登園してないという、それもう閉鎖状態じゃんってレベルで猛威を振るっていた模様。

この時点でノロウィルスを第一に疑いましたが、感染性胃腸炎という病気は様々なウィルスが原因となるので、一概には言えません。それぞれ感染力や経路・潜伏期間に多少の違いはあれど、主な症状は嘔吐、下痢、腹痛、発熱であり、比較的短期間で回復し、有効な治療法が存在しません。若干タイトル詐欺ではありますが、今回も結局なんだったのかは判明しません。

感染性胃腸炎とは、主にウイルスなどの微生物を原因とする胃腸炎の総称です。
 原因となるウイルスには、「ノロウイルス」、「ロタウイルス」、「サポウイルス」、「アデノウイルス」などがあり、主な症状は腹痛・下痢、おう吐、発熱です。「ロタウイルス」、「アデノウイルス」による胃腸炎は、乳幼児に多く見られます。
 これらの胃腸炎は、症状のある期間が比較的短く、特別な治療法がないことから、ウイルス検査を行わず、流行状況や症状から「感染性胃腸炎」と診断されることもあります。
出典:東京都感染症情報センター

ここで勘違いしてほしくないのが、子供を保育園、幼稚園に預け集団行動をしている以上、こうした感染症を完全に防ぐことは絶対に不可能です。よく勘違いした父兄が、対策の甘い園側に詰め寄る光景を見かけますが、僕にしてみれば「何を甘っちょろい事を言っとるんだ」という感じです。

園は無菌室ではなく、園児も殺菌処理等はされていません。園庭は多くの場合外ですし、子供同士触れ合うことが集団行動を学ぶ事なので、園で学びの場を与えてもらうのと、いくつかの感染リスクを負う事はトレードオフです。

園は少ない予算の中で最大限拡散を抑えてますし、そもそも子の症状を最初に気がつくべきは親であり、その親が登園させた園児からの感染であれば、ノロうべきは自分自身であり、365日家政婦とお抱え医師を雇えない自分の年収を恨みましょう。5000万/年ぐらいあれば余裕じゃないですかね。

また、園のトイレでゲロったらしく、トイレマットが汚れました。洗濯して返すのも考えましたが、即日で新品を購入し弁償しました。Amazonプレミアムの翌日配送オススメ。買いに行く余裕無いお。

さて、そんなわけで、これ以上娘からの拡散をさせるわけにはいかない為、すぐに連れ帰り、看病を開始しました。

絶食との戦い、そして息子への感染

娘が吐き始めてからしばらく経つと、息子が吐きはじめました。これもまあ予想の範囲内。さすがに気力にダメージは負ったけども。取り敢えずは安静にさせ、近くにゲロキャッチャー(桶)設置して様子を見ました。
ちなみにもんじゃ焼きの現場は消毒しておきましょう。


※これ超くせーんだ

娘は取り急ぎ病院に連れて行きましたが、診察もほどほどに「感染性胃腸炎でしょう。」と即決。デスヨネー。

ここでも勘違いしがちですが、お医者さんも適当に診断しているわけじゃなく、そういうシーズンなので目立って危険な症状じゃない限りそういう処方しかないってだけです。前述の通り、多くの感染性胃腸炎には特効薬がないので、症状が収まるまで対症療法しかない、というのが現実です。せいぜい吐き止めを処方されるだけだと思います。ここで診察を受ける理由は、万が一感染性胃腸炎では無い、別な重い病気でないかを確認する為です。

とは言え、一回の診察でそれがわかるほど医者も万能ではありません。厳密にはウィルスチェックをしなくてはならないですが、それをやってくれる病院はなかなかありません。気休め程度ではありますが、受診しておくのが無難、という程度です。

そこで医者からも強く推奨されるのが、絶食です。
感染性胃腸炎の嘔吐プロセスは以下の通りです。

正常な場合
  1. 食べ物を摂取
  2. 咽頭部分から正しく蠕動し食べ物を胃に送り込む
  3. 十二指腸で消化吸収し、便として排出される
感染性胃腸炎等により嘔吐する場合
  1. 食べ物を摂取
  2. 咽頭部分から正しく蠕動し食べ物を胃に送り込む
  3. 腸が止まってしまい動かない状態(機能性麻痺性イレウス)になり、食べ物を受け入れない
  4. 結果的に咽頭部分に逆流し、嘔吐する
腸が動いて居ないのに食べ物を送り込もうとするので、穴の空いてないコップさながら、許容量を超えれば口から溢れ出てくる、それが嘔吐の状態です。

その為、一回目の嘔吐から6時間は、水も何も与えずに絶食させるのが重要です。この状態の時は、例えコップ一杯の水でも嘔吐し、衰弱する原因となります。また、脱水を心配すると思いますが、6時間程度であれば干からびる事はありません。6時間経過して嘔吐を繰り返していなければ、少しずつ慎重に水分を与えていきます。始めは10cc程度から。1時間毎に徐々に10ccずつ増やしていくようなイメージです。
※逆に、一滴も与えてないのに嘔吐を繰り返す場合は、別な病気を疑ったほうが良いので再度病院に連れてってください。

この時点で子供は喉がカラカラになっているので、もっと欲しがります。でもそこは心を鬼にして固く禁じます。コップに少しずつ与えるようにしましょう。沢山注いだコップを渡して「一口で終了!」とやるよりも、一回ずつ飲みきれる量にして、精神的に「ちゃんと飲みきった感」を出してあげてください。

その際与えたのは、経口イオン水的なものです。

与えすぎると塩分過多になってしまうので、水で薄めたり、水と交互に与えたりします。

さて、この辺になってくると子供は空腹を訴えてきます。でも現時点で固形物を与えるのは罠です。固形物は水分以上に慎重に長い時間をかけて少しずつ与えていかないと、これまでの努力が全部無駄になるぐらい振り出しに戻る(再度嘔吐する)ので、厳禁です。

後編では固形物の与え方から。長い!!!


※本エントリーは全部妻の受け売りです。